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ある大学生の日常をエッセイ調にかっこつけて書く。

モントリオールの暑い日

さて、カナダはケベック州のモントリオール滞在もいよいよ四日目と相成った。 授業も始まり、カナダ文化のこと、英語の発音のこと(かなり体系的にやっている。おお、さすが大学生、という感じの授業である。まさかカナダに来て「前舌音」「後舌音」「硬口蓋…

おお、カナダ

突然だが、わたしは今カナダのモントリオールにいる。語学研修というやつで、三週間滞在することになっている。それで今日は二日目だ。本当は昨日の話を昨日書こうと思っていたのだが、ものすごい眠気によってそれは辛くも中断せざるをえなくなった。 1日目…

失って気づくもの

二週間ほど前、風邪をひいた。 夏風邪の時期だ。珍しいことではない。 「あなたの風邪はどこから?」というコマーシャルがあるが、わたしの風邪は鼻からである。あの時も、部屋にいたら突如としてくしゃみを10連発ほどし、それから滝のように鼻水が流れ始め…

さらば、愛しき南店

そこにはやはり予感というものがあった。 いつもと変わらない姿を見せているように見えても、実はそこには刻々と迫る終わりの時の予感があったのだ。寂しげな、その予感が。 昨日、わたしは新宿の南口にある紀伊国屋書店へ足を伸ばした。 紀伊国屋は新宿に大…

the Big Slump

ここ数日、いや一ヶ月以上になるが、ここに投稿していなかった。この一ヶ月何もなかったわけではない。それどころか、いろいろなことがあった。まず先月の18日、わたしは無事二十歳になった。そしてその少し前見た「ハリーとトント」という映画はなかなか良…

常連もどき

今日、TOEFLを大学で受け、その帰りにトルコ料理屋に寄った。 そのトルコ料理屋は、わたしがエスニック好きになるきっかけを与えてくれたところだった。思えば去年の春、わたしは独り、あの非常に入りづらい、物理的な意味での「狭き門」を押し開け、エスニ…

My Fair Lady

満を持して、観た。ついに、観た。 前にも書いたが、「ヘイル・シーザー!」を見た日は、本当は「マイフェアレディ」を見る予定だった。しかし、恐るべしオードリー・ヘップバーン。完売していて見ること能わず、だった。 それを今日、ついに見たということ…

ロシュフォールの恋人たち

わたしの月曜日は名画に始まる。何度も紹介してきた、例の「午前十時の映画祭」である。 今週、わたしが見たのは「ロシュフォールの恋人たち」というフランスのミュージカル映画である。監督・脚本はジャック・ドゥミ。全セリフが歌で表現される「シェルヴー…

夢と中野

昨日、中野に劇を見に行った。 劇を劇場まで見に行く、というのはおもえば1年ぶりのことである。 そう、あれは1年前。入試を終えて、わたしは大学に入ることが決定していた。だからわたしは暇な時間を謳歌しようと考えた。その一つが、あの時に見た劇だった…

ヘイル・シーザー!

昨日、朝早く起きて、午前十時の映画祭の「マイフェアレディ」を見に行った。断片的には見たことがあったが、全部通しては見ていない。だから見たかった。 ところが、だ。恐るべし、日曜日。そして恐るべし、オードリー・ヘップバーン。五分前に劇場に着いた…

Uh, UMAMI

旨味は日本人にしか認識できない……そんなたわけたことを言う輩がいる。実際に科学的根拠がある、という野郎もいる。そういう奴らは、やっぱりだしだよね、などとぬかしやがる。だが本当にそう言えるのだろうか? わたしたち日本人が、神によって選ばれた旨味…

大久保オンマイマインド

夕方になるとどっと疲れる割に、朝になって太陽を浴びると元気になるのだから困ったものだ。そして昼間活動的になって、そして家に帰ると再びどっと疲れる。そんな毎日の繰り返しである。 さて、昨日のことだ。わたしは午前十時からバイトの研修が入っていた…

手ぶら族の夏

わたしは基本的に手ぶらだ。もちろん、大学に行くときはバッグを持っているが、それ以外では手ぶらだ。かつてはそんなことが普通のことだと思っていた。少々男女差別的な発言かもしれないが、男は手ぶらなものだ、などと思っていたのだ。だが、高校から大学…

「旅情」

昨日のことだ。わたしは例によって映画館で、「旅情」をみた。この映画は、キャサリン・ヘップバーン(有名な方のヘップバーンではない)演じるハドソン夫人(シャーロッキアンはちょっとこの名前を出されるとあの人を思い出してしまう。悲しい性である)が…

吉祥寺が教えてくれたこと

五月が好きだ。太陽が輝いている。新緑ももちろんいいが、わたしは太陽が好きだ。暑くなってきているのは確かだが、8月の暑さとは違って、気分のいい暑さである。 今日、わたしは吉祥寺へ向かった。吉祥寺は我が家からも近く、諸事情により無料でいけるため…

アンラッキーデイ

誰にだってツイてない日の一つや二つある。わたしにとってのそれはまさに今日だった、それだけのことだ。 月曜日は五百円で名画をみる。それが私の一週間のスタートだ。家を9時に出て、某シネコンへと向かう。今日もそうだった。まず異変を感じたのは入り口…

憧れのマロク

一週間ほど更新していなかった。別に理由なんて言うものはない。太陽がまぶしかったからだ。要するに、さぼっていたのである。 わたしは大学で今、アラビア語の授業を受けている。イスラームの思想などを知りたい、と言えば聞こえがいいが、実際の理由は中東…

それは解放だったのか

携帯電話を忘れた。 昨日のことだ。 朝寝坊をしていたから、急いで朝食を食べ、急いで家を出た。授業が始まるのは九時一五分。急がねばならなかった。家を出てしばらくして、わたしは自分が携帯電話を忘れたことに気がついた。だが戻っている時間などなかっ…

トダー

わたしには持論がある。それは、旅先で「ありがとう」と「おいしい」だけ覚えていれば、旅の楽しさが二倍になるという持論だ。この春にわたしはヴェトナムに言ったのだが、その時も、はいる店はいる店で「ンゴン(うまい)!」と伝えると、決まって「ンゴン…

「恋に落ちて」

毎週月曜日の午前十時からは、わたしは映画を見るようにしている。それにはちょっとした理由がある。 去年、ドイツ語の授業をとっていたから、今回もと思って、中級のドイツ語の授業の抽選に申し込んだ。そうしたらどうだろう、定員割れしているのにもかかわ…

最初の記事

何事も最初は難しい。 ブログを解説してみたものの、何の自己紹介もなしに突然エッセイのようなものをぶち込むのは礼を失する行為だろう。だからまずはとりあえず、自己紹介といこう。 わたしはMonsieuehei。読める必要はない。わたしは大学生だ。そのわりに…