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旅、映画、食べ物、哲学?

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ロシュフォールの恋人たち

わたしの月曜日は名画に始まる。何度も紹介してきた、例の「午前十時の映画祭」である。 今週、わたしが見たのは「ロシュフォールの恋人たち」というフランスのミュージカル映画である。監督・脚本はジャック・ドゥミ。全セリフが歌で表現される「シェルヴー…

夢と中野

昨日、中野に劇を見に行った。 劇を劇場まで見に行く、というのはおもえば1年ぶりのことである。 そう、あれは1年前。入試を終えて、わたしは大学に入ることが決定していた。だからわたしは暇な時間を謳歌しようと考えた。その一つが、あの時に見た劇だった…

ヘイル・シーザー!

昨日、朝早く起きて、午前十時の映画祭の「マイフェアレディ」を見に行った。断片的には見たことがあったが、全部通しては見ていない。だから見たかった。 ところが、だ。恐るべし、日曜日。そして恐るべし、オードリー・ヘップバーン。五分前に劇場に着いた…

Uh, UMAMI

旨味は日本人にしか認識できない……そんなたわけたことを言う輩がいる。実際に科学的根拠がある、という野郎もいる。そういう奴らは、やっぱりだしだよね、などとぬかしやがる。だが本当にそう言えるのだろうか? わたしたち日本人が、神によって選ばれた旨味…

大久保オンマイマインド

夕方になるとどっと疲れる割に、朝になって太陽を浴びると元気になるのだから困ったものだ。そして昼間活動的になって、そして家に帰ると再びどっと疲れる。そんな毎日の繰り返しである。 さて、昨日のことだ。わたしは午前十時からバイトの研修が入っていた…

手ぶら族の夏

わたしは基本的に手ぶらだ。もちろん、大学に行くときはバッグを持っているが、それ以外では手ぶらだ。かつてはそんなことが普通のことだと思っていた。少々男女差別的な発言かもしれないが、男は手ぶらなものだ、などと思っていたのだ。だが、高校から大学…

「旅情」

昨日のことだ。わたしは例によって映画館で、「旅情」をみた。この映画は、キャサリン・ヘップバーン(有名な方のヘップバーンではない)演じるハドソン夫人(シャーロッキアンはちょっとこの名前を出されるとあの人を思い出してしまう。悲しい性である)が…

吉祥寺が教えてくれたこと

五月が好きだ。太陽が輝いている。新緑ももちろんいいが、わたしは太陽が好きだ。暑くなってきているのは確かだが、8月の暑さとは違って、気分のいい暑さである。 今日、わたしは吉祥寺へ向かった。吉祥寺は我が家からも近く、諸事情により無料でいけるため…

アンラッキーデイ

誰にだってツイてない日の一つや二つある。わたしにとってのそれはまさに今日だった、それだけのことだ。 月曜日は五百円で名画をみる。それが私の一週間のスタートだ。家を9時に出て、某シネコンへと向かう。今日もそうだった。まず異変を感じたのは入り口…